現在位置:

多くの方に知って欲しい『産後うつ』

2022年12月23日 症状別 自律神経の不調 産後の骨盤ケア

星の接骨院が

『産後の女性の骨盤ケア』に力を入れている理由

産後女性の死因の一位は自殺。

産後1年未満に死亡した女性の死因で最も多いのが「自殺」(2015〜16年、国立成育医療研究センター調査)であり、その要因となるのが「産後うつ」です。この産後うつのケア・改善にホシノ式骨盤調整(身体を整える骨盤ケアとココロを整えるカウンセリング)が極めて有効です。

もともとホシノ式骨盤調整は、産後の女性だけでなく、心の不調(うつ、自律神経失調症、パニック障害など)の心身症として現れる腰痛や肩こりなどの慢性痛の改善に素晴らしい効果を発揮していました。その中で、多くの不調の原点として、産後からのココロとカラダの不調に悩まされていたとお話される方がほとんどでした。

これらを踏まえ、この世界から不調に悩む人をゼロにするためにも、不調のきっかけとも言える産後の不調改善に力をいれさせて頂いております。

タイトルにもありますが、産後の女性の死亡原因の一位は「産後うつによる自殺」です。

この事実にショックを受ける方も多いと思いますが、産後うつは自殺だけでなく、子供への虐待なども産後うつが引き金になってしまう事もあります。

まずは、正しく産後うつを理解する事で、産後のママさんだけでなく、パパさん、パートナーやご家族、そして周りの全ての大人が、産後の女性に対して優しく思いやりに溢れ、笑顔で子育てできるようサポートしていきます。

産後うつ

① 産後うつ


「産後うつ」は出産後の精神的なトラブルの中で最も多く、母親の10~15%に起こるといわれています。

産後うつのリスクは全ての女性にありますが、その中でも

○ マタニティ・ブルー(例,激しい気分変動,易刺激性,不安,集中力低下,不眠症,涙もろさ)

○ 産前からの、うつ病、自律神経失調症、パニック障害、摂食障害、発達障害など心の不調の既往

○ うつ病の家族歴

○ 著明な日常生活面でのストレス(例,夫婦間の不和,ストレスの多い出来事,パートナーのトラブル,家族間のトラブル)

○ 月経または経口避妊薬使用に伴う一過性の気分変化の既往

○ 以前または現在の不良な産科転帰(例,以前の流産,先天奇形の乳児)

○ 現在の妊娠についての以前のまたは持続する「望んでいなかった」という気持ち(例,妊娠が計画外,または中絶を考慮していた)

に該当する場合よりリスクが高くなるとされています。


② 産後うつの症状


症状としては、抑うつ気分、不安、あせり、不眠などがみられ、また母親としての責務を果たせないことや子供や夫に対して愛情が涌いてこないことに対する自責、育児に対する不安・恐怖などがあります。

分娩前と後では、身体的に大きな変化が起こり、以前の状態に回復されるまで時間がかかります。そして母親になった喜びを自覚する一方で、睡眠時間の減少、24時間の育児生活、自由の消失、スケジュール管理ができない、家事と育児の両立、責任の増大など、肉体的・精神的ストレスが引き金となり、「産後うつ」が起こるとされます。

「産後うつ」だけでなく、さまざまな心身症といわれるココロの不調の原因は、

身体とココロのバランス不均衡

に尽きます。

星の接骨院が、みなさまにご説明する不調のイメージ図

身体とココロの状態を合わせた

不調度が60%を超えると身体に不調

が表れます。

①身体好調(↑)+ココロ不調(↓) = 不調

例)身体不調度10% + ココロの不調度50%  

= 不調度60%(ギックリ腰発生)

②身体不調(↓)+ココロ好調(↑) = 不調

例)身体不調度60% + ココロの不調度10%  

= 不調度70%(慢性腰痛)

③身体好調(↑)+ココロ好調(↑) = 絶好調

例)身体不調度10% + ココロの不調10%   

絶好調何をしても疲れが残らない)

この様に、好調でいるためには、身体とココロがともに良い状態でいる事が大切。そして、産後うつの予防と治療を行う際に極めて大切になります。

星の接骨院で行う産後の治療『ホシノ式骨盤調整』では、

「身体は骨盤」

「ココロはカウンセリング」

の二本柱でお身体とココロのケアを進めます。

③ 産後うつの予防と治療


産後うつ病の予防と治療方法として一般的に、

・休息をとること

・全てをこなそうとは思わないこと

・家族や友人に助けを求めること

・気持ちを家族や友人に話すようにすること

・身だしなみを整えること

・外出するようにすること

・夫やパートナーだけと過ごす時間を作ること

・他の母親とコミュニケーションをとり共通の経験や感情について話すこと

上記の事柄が基本となりますが、それだけで「産後うつ」が改善または予防できるようなら、これほど大きな社会問題になりません。

上記の基本

星の接骨院の産後治療

(さらに深くお身体とココロのバランスを個人の最適な状態に合わせ整える治療)を合わせる事で、心身の不調の改善は任せて頂けます。



④ 身体の治療とココロの治療どちらが簡単でしょうか??

産後に多い身体の不調

(腰痛、肩こり、膝痛、腱鞘炎、頭痛、姿勢やスタイルの不良など)

➡ 骨盤(仙腸関節)の機能異常が原因の為、ここを整える事で100%改善 

= 治療は簡単(治り方を予想できる)

身体の不調はとにかく分かりやすく、自分以外の他人にも理解、共感してもらいやすい(誰でも人生一度はどこか身体が痛くなった経験がある)

産後のココロの不調 

➡ 目に見えず、形も無く、周りも本人も気づかず進行し、悪化してしまう。

= 治療は難しい(個人差大きい)

ココロの不調の改善にはまず、

自身の現状を認識することが治療のスタートです。

ご自身がココロの疲れも溜まっていると認識しなければ、治すためにカウンセリングも全く意味が無くなります

ココロの不調を評価する為に当院では、脳疲労測定として自身がどれだけ目に見えない疲労を溜めているかも測定しています。(こちら参考ください→脳疲労(ストレス)貯めていませんか??2022/6/5)とさまざまな徒手検査にて身体とココロの不一致を検査します。

ココロの不調を自覚すると、

ホシノ式カウンセリング

が効果を発揮し、身体とココロの調和がとれるようになり、さまざまな心身症が改善していきます。

ホシノ式カウンセリングとは:自分では、気付けない悲しみ、苦しみ、憎しみ、恨み、妬み、怒り、不安など感情を表面化・言語化する事でココロと脳の整理を行う

⑤ 産後うつのサポート


これらの予防方法をとるのが難しい場合、行政のサポートを受ける方法もあります。

例えば見附市では、

○ ネウボラみつけ 

  1. 妊娠期や産後の早い時期のサポート(心身の状態が不安定で育児ストレスが強い時期)
  2. 発達の気になる子どもの早期支援(子どもの発達を切れ目なく見守り障害を早期発見)

 二つの取組みを合わせて実施し、一元化させることで、より身近な場で妊娠期から育児までの切れ目のない包括的な支援をワンストップで展開するのが、「ネウボラみつけ」の特徴です。

長岡市なら

○ 産後デイケアる~む「ままリラ」「ままナビ」・ままのまカフェ

○ 子育ての駅

これからの出産・育児について心配な妊婦、赤ちゃんの体重が心配、授乳について相談したい、育児の疲れや負担を感じて身体を休めたいと思っている方へおススメです。

産後の不調時には母親が自分から「助けてほしい」と言える人は少数であり、また本人だけでなく、子供の養育も関係するため、周囲のより密なサポートが非常に重要です。

産後うつは理解とケア、サポートにより改善することができますが、そうならないようにするためには、妊娠中からの準備が大切です。産後の変化が大きく大変な時期をすぐそばでサポートしてもらえる家族や親類がいるかどうか探したり、一緒に育児をしてく夫やパートナーが親になる自覚を高めてもらうための教室への参加などを話し合うのも良いでしょう。

周囲からの協力を得るのが難しい場合は、行政や地域のサポーターを頼ることも必要です。育児支援の情報は地域の保健センターへ相談するのも方法の一つです。気軽に利用できる相談の窓口が設置されており早めに相談することで、つらくなる前にサポートを受けることができます。

「産後うつ」は育児への不安や育児疲れとの区別が難しく、

みんなが通る道だから」

「いずれ良くなるから」と言われ、

「もっと頑張ろう」としたり、その不調を周囲が見逃さす事も多く

対処しないまま放置しておくと、症状が悪化し、重大なケースに陥る危険性があります。

なんだかよくわからないけど、とにかくつらいと感じたら、ぜひ声をあげてください。「産後うつ」は誰もがなり得るもので、努力が足りないわけでも、自分自身が弱いわけでも、人と違うわけでもありません。

適切なケアと治療で「産後うつ」は改善しますので、大切なお子様のためにも、適切な対処で本来の自分自身を取り戻してください。

笑顔の子育て


NEWSトップへ戻る

MENU CLOSE