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レンジャーをも倒すギックリ腰の正体 〜 見落とされがちな“脳の疲れ”に迫る 〜

2025年5月27日 症状別 スタッフブログ 自律神経の不調 腰痛

ギックリ腰の本当の原因は“脳の疲れ”?

~ 心と身体のつながりから考える腰痛の新常識 ~


脳疲労

35歳・180cm・80kgの屈強で筋肉質な身体を持つ、現役レンジャーとして活躍されている自衛隊隊員Hさん。彼は長年、慢性的な腰痛と、半年に一度のギックリ腰に悩まされていました。車の乗り降りや長時間の座位がつらく、常に腰に痛みがある生活が“普通でした。

当院でホシノ式骨盤調整をうけてからは、腰痛がすっかり消失日常生活に全く支障のない状態が3年以上も続いていました


再発のきっかけは「ズボンを履いただけ」?

ある日、彼が再び来院されました。原因は「ズボンを履こうとしただけで、ギクッと痛くなった」とのこと。

身体的には問題のない状態だったため、ズボンを履くというごく軽い動作でギックリ腰が起きたことに強い違和感を覚えました。無症状からの急激な痛みが出た背景には、単なる動作以外の要因、すなわち心理的要素が関係している可能性があると考え、ストレスによるギックリ腰を説明いたしました。しかし実際には、「ストレスでギックリ腰になるなんて説明は納得できない!」と強く主張され理解されることはありませんでした。

しかし数か月後、ご家族が来院され、驚く事実がわかりました。

ギックリ腰が起きた時期に、彼の家族が布団の中で突然亡くなられたというのです。


自律神経の乱れと腰痛の関係

実は、ストレスは自律神経を通じて筋肉の緊張・血流の悪化・回復力の低下を引き起こします。いくら身体が整っていても、脳や心が疲れていれば、痛みとして身体に現れるのです。

このケースはまさに、脳疲労や強いストレスが“腰痛”として現れた典型例といえるでしょう。


予防・再発防止のカギは『脳疲労ケア』

腰痛を「骨」や「筋肉」だけの問題と考える時代は終わりました。これからは、脳と心のケア=自律神経ケアが欠かせません。

当院では、再発予防の一環として、脳と心を整える『脳疲労改善ウォーキング』を推奨しています。


『脳ウォーク』とは?

脳ウォークとは、脳の疲労をリセットし、自律神経を整えるためのウォーキング習慣です。ただ歩くだけでなく、五感・呼吸・意識の使い方にポイントがあります。

脳ウォークのポイント:

  • 自然や静かな場所を歩く

  • 呼吸と歩調を合わせてリズムよく歩く

  • 頭の中を「空(から)」にする意識をもつ

  • 5~15分でもOK(毎日続けることが大切)


心が整えば、身体も整う

「強い身体」を作るためには、「疲れない脳・ブレない心」も必要です。

腰痛に悩む方や、再発を防ぎたい方は、ぜひホシノ式骨盤調整と合わせて『脳ウォーク』を生活に取り入れてみてください。

身体の声に耳を傾け、心と脳もケアすることが、真の健康への第一歩です。


ご相談・お問い合わせはお気軽に

腰痛でお悩みの方、自律神経の乱れを感じている方、
まずはお気軽にご相談ください。

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