美しい「立ち方」があなたを変えます。
美しい「立ち方」があなたを変えます。
いつまでも自分の足で歩くためには、お身体を支える正しい姿勢が必須です。美しい『立ち方』と『歩き方』さえあれば、特別なトレーニングをしなくても、日常的な立つ、歩くなどの日常の動きだけで健康的で、スタイルも良く、美しい、自分らしいお身体は簡単に作れます。
「姿勢と歩き方がよくなるだけでこんなに変わる!」
なぜ姿勢は崩れてしまうのでしょうか?
肩こりや腰痛を感じやすい方は、とにかく姿勢が悪くなっています。立位、座位での姿勢や歩行時の姿勢が最近悪くなったなと感じている方。あなたの骨盤の歪みがお身体の不調の原因であり、骨盤が歪み美しい姿勢が取れなくなることが、お身体の不調の根本原因です。骨盤を正しく整える事で姿勢はどんどん良くなり、お身体の不調はみるみる改善致します。
いくつかある代表的な骨盤からくる姿勢の悪さをご説明いたします。
反り腰 骨盤前傾 |
腰回りや背中の筋肉が緊張し、何もない時にも姿勢を保つために筋肉を常にフルパワーで酷使している状態となります。そうすると首、肩、肩甲骨周りが固くなっていきます。硬くなることで血流が悪くなり、疲労物質がたまり、痛みとなって出てきます。 |
猫 背 骨盤後傾 |
身長が低くなった、背中が曲がってきたと、言われる方がこの骨盤であることが多いです。 頭が前に出る事で頚椎関節、背中が曲がる事で腰椎関節の生理的な湾曲が失われ、逆Ⅽの形の背骨となる事でバネの働きが消失し、筋肉で頭の重さを支えようとする為に、筋緊張が強くなり肩こりや首肩の痛み、腰痛などに繋がっていきます。 さらに肩が前にでる巻き肩、ストレートネックにもなりやすく、胸の筋肉が緊張し張りやすく、また腰痛や膝痛などの原因姿勢となります。 |
「正しい立ち方」をしてみましょう(^^♪
まず正しい姿勢がどんな姿勢のことを言うのか説明します。
解剖学的に正しい姿勢を説明すると、
①耳垂(耳たぶ)の後方
②肩峰(肩関節上方の出っ張った骨)
③大転子(股関節側方の出っ張った骨)
④膝関節前部(膝のお皿の後方)
⑤外果前方(外くるぶし3㎝前方)
これらの①から⑤を通過する重心の位置が正しい姿勢であり、
青のラインが理想の立ち方です。
「正しい立ち方」を実践する為には、正しい骨盤の使い方が出来る骨盤の状態にしなくてはいけません。どこかが痛い、つらい、正しく立てない、歩けないの症状がある方は、まず一番に骨盤を整える治療が大切です。そのような症状が無い方は、正しい姿勢をぜひ覚えてください。そして、今のお身体のためだけでなく、その姿勢を基準としてその姿勢が崩れてきたら、疲れやストレスが溜まっていないかと、立ち止まってご自身のお身体を見直す機会になります。その為にも、正しい姿勢を覚えて頂く事は大切です。
本来人間は、立って歩いて走る為の構造に進化してきました。その為、自然と正しい姿勢で立つ、歩く、動くだけで本来の大切な筋肉が鍛えられます。ここでは立つ姿勢に注目して、簡単な姿勢改善ポイントをご紹介いたします。
「おしりの筋肉である大殿筋を意識し、肛門を締めて立つ」こと。
肩に力を入れず、下腹に力を入れて立つよう心掛けてください。これだけで曲がっていた背中や膝が伸び、後ろに落ち込んでいた腰が持ち上がります。背中が伸びれば胸もまっすぐになり、アゴも引けます。
間違った歩き方をつづけると…?
間違った歩き方の悪循環 |
歩くと痛い、疲れる |
⇩ |
痛いから歩かない、疲れるから歩かない |
⇩ |
ますます筋肉、体力衰える |
⇩ |
歩けない、動けない身体になり衰える |
「歩くとすぐ疲れる」
「歩くと痛い」
「早く歩けなくなった」
「歩く姿勢が悪いと言われた」
「傾いて歩いている」
などの症状が出ている方は、正しい身体の使い方が出来ていない可能性が高いです。その正しい使い方ができなくなる一番の原因が、骨盤が正常に動いていないからです。
骨盤が正常に機能していない為に本来のお身体の使い方ができなくなる為に、姿勢が乱れ、疲れやすい、膝が痛いなどに繋がってしまいます。まずは、骨盤を整え動ける身体を作った先に、正しい歩き方を意識して頂く必要があります。
意識して頂きたい歩き方
・正しく立つ(一番大切)
・かかとが地面につく
・足の裏全体が地面につく
・かかとが地面から離れ、足の指先で
地面を蹴って前に出る
・前を向いて胸を張って歩けている
・腕を振って歩くことが出来ている
悪い歩き方になっている場合
「足があげにくい」
「すり足歩行になってしまう」
「小さな段差や何もない所でつまずきやすい」
などと言われる方も多くいられます。歩き方が悪くなる 原因は『骨盤』で間違いありません。その骨盤が悪い為に正しい立位がとれなくなるために、崩れた姿勢で歩き始める癖から悪い使い方を覚えてしまう方が多いです。使い方が悪くなれば、例えば右に偏った使い方をしていれば左右のバランスが崩れ、右膝が痛い、右足首を捻った、腰が痛いなどの不調の原因になってしまいます。