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「女性の不調と貧血」

2021年10月16日 症状別 産後の骨盤ケア

『女性の不調と貧血』

女性の不調の原因 貧血

よくある女性の症状に

・イライラしやすい

・生理痛がある

・甘いものが欲しくなりやすい

・疲れやすい

・起きられない

・冷え性

・集中力が低下してぼーっとする

・情緒不安定

などのよく言われる症状があります。でもこの印象っていつからだと思いますか?小学校低学年の女の子にこんな印象ありますでしょうか?低学年までは女子男子関係なく、いろんなことが負担なく出来ていたはずです。しかし、その後、高学年や中学生になっていくにつれて男女には決定的な違いが生まれます。 

それが「初潮」生理が始まることです。

この時、女性の鉄の消費量は2倍に跳ね上がります。生理がなければ鉄の消費量は男女に差がありませんが生理が始まることによって大きな違いが生まれていきます。しかし、男の子と女の子の食べる量はほとんど変わらないです。変わらないのに消費が倍になる鉄はかなりお身体に負担がかかる事が予想できます。

血液検査で貧血がひっかかるのは、かなり長期的に鉄欠乏が続いていた結果数値にでてきています。特に子供のころから貧血が続き、結婚・出産のタイミングで潜在的な貧血や、血液検査に出てしまう程の貧血がある場合は多くの症状も出ていますし、妊娠に影響することも知っておかなければいけません。

 

最初に挙げた女性によくある症状は、鉄欠乏の症状です。

鉄欠乏性貧血

女性の不調の1番の原因は「骨盤」で間違いありません。しかし、それ以外にもお身体の不調の原因になるとしたら、この鉄欠乏性貧血であると説明出来ます。骨盤も栄養もメンタルも全てを整えるインナーアプローチが可能となれば、女性のお身体はもっと楽になり、より自分らしく生活し、毎日が笑顔に溢れること間違いありません。

ロート製薬が社内アンケートを実施したところ、なんとなく体がだるいという不定愁訴を訴える女性が多かった。その原因は明確には分からなかったが、 貧血との関係性を探っていこうということで、2018年に「体質改善 28Day’s チャレンジ」~鉄不足対策と不定愁訴改善プログラム~を実施。「毎日手軽に鉄分を摂取すること」、「毎日自分の状態を可視化すること」=「鉄活」 と名付け、医師による「不定愁訴と鉄分不足セミナー」受講後、鉄分含有ゼリーを毎日1個摂取、生活習慣手帳の記録などをする継続重視型プログラムを実施したところ、短期間にも関わらず54%に不定愁訴の頻度減少などの改善が見られた。(https://joseishugyo.mhlw.go.jp/health/rohto-co.ltd.html

このように、鉄欠乏性貧血の症状は、さまざまありその原因を知って対策をとる事が出来れば、さまざまなお身体の不調を改善する事ができるのです。


もう一点だけお願い致します。

大切な子供たちの未来を守る為に知って欲しい事

『貧血が原因⁉思春期の学力低下』

について次回ご説明いたします。


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