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産後こそお身体を整える『チャンス』(^^♪

2022年2月1日 症状別 産後の骨盤ケア

産後のお悩みありませんか??

産後の不調

産前から産後にかけて、お母さんの身体は赤ちゃんを守るために、身体を自然に変えていきます。

1.骨盤のゆがみ
・姿勢や歩き方が悪くなった
・左右のバランスが悪く足を組まないと座っていられない

2.スタイル改善
・体重が落ちなくなった
・お尻が垂れた

3.育児疲労
・肩こりや首の痛み
・腰痛
・腱鞘炎

4.体調不良
・毎日身体がつらい(はっきりしない不調)
・朝起きるのが辛い
・頭痛

5.産後うつ
・もやもや感が続く
・気分がすぐれない
・イライラする

産後に、このようなお身体の不調でお悩みのようでしたら、ご安心してください。
すべて産後の不調は、骨盤を整えることで解消できます(^^♪


産後骨盤ケア

専門的になりますが、こちらで詳しく解説しております。
https://www.nagaoka-kotuban.pro/news/article/1(女性と骨盤ケア 星の接骨院ブログ)

今回は『なぜ産後すぐに骨盤を整える必要があるのか』について解説したいと思います。

関節を緩めるホルモン「リラキシン」

リラキシンって何?

リラキシンは主に卵巣から分泌される女性ホルモンの1つで、生理前と妊娠期間中に分泌量が増えるのが特徴です。

骨盤は分娩時にいきなり広がるわけではなく、妊娠直後から少しずつ広がっていきます。この骨盤の変化に大きく影響しているのがリラキシンというホルモンです。

妊娠してリラキシンが分泌されると、骨盤を支える関節が緩み始めます。すると、お尻の後ろにある仙骨はせり上がり、骨盤の下が開いていき、左右の坐骨間も大きく広がります。軟骨によってしっかり接合されている恥骨結合も、出産の時ばかりは柔らかくなり、もともと2~3ミリの幅のものが、1センチまで広がるのです。

このリラキシンが作用するため、頭の直径8~10㎝もある赤ちゃんが産道を通って生まれてくることができるのです。


リラキシンはいつまで続く

産後2~3日で分泌が止まるも、リラキシンの関節を緩める効果は1から2か月程度持続するのではないかと考えられています。

さまざまな文献を調べましたが、はっきりとした産後のリラキシンのエビデンスはありません。

しかし、多くの産後の女性の骨盤を整えてきた私の経験上、産後1から2か月の女性の骨盤は、産後数年経過している方の骨盤の動き方を比べると明らかに、骨盤の動きがスムーズで治療がしやすく、良い状態を保ちやすいお身体であると断言できます。

産後は妊娠前よりきれいになる人生最大のチャンス!

ハッピーママ

このリラキシンが作用している産後1か月というのは、過去の問題点を解決するための人生最大のチャンスでもあります!

骨盤の関節が期間限定で通常より柔軟性が高く骨盤の調整・治療が格段に整えやすい為、日常生活のおむつ替えや抱っこ、授乳姿勢などの生活習慣に気を付けていいただければ、妊娠前より調子が良く、育児・家事・仕事などに負けないしなやかで強く美しい身体を作る最高のチャンスです。

逆に歪みやすく、この時期の不調は一生涯でもあるので、骨盤ケアと生活習慣には特に気を付けなければいけない期間です。


まとめ

リラキシンは、妊娠中から分泌され、出産には欠かせないホルモンです。

出産後2~3日で分泌は止まりますが、産後1か月は作用するため、無理は禁物です。ゆっくりと養生してください。

そんな中でもなるべく早めに骨盤ケアをしておくことで、産後の体型戻しや体調の良し悪しにつながります。

産後は、妊娠前よりきれいな体を手に入れて、元気で素晴らしい育児生活を送ってください。


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