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あなたの骨盤は大丈夫?その1.骨盤が歪む原因

2021年8月28日 症状別 産後の骨盤ケア

骨盤が歪む原因

妊娠出産 デスクワーク 日常の生活習慣

原因1.:「妊娠・出産」

妊娠や出産時に産道を確保する為に骨盤が開くも、産後も骨盤が元の状態に戻っていない。娠・育児期間で子供を抱える事で、お身体の重心が変わり骨盤が歪む原因となります。
また、骨盤に負荷がかかり続けると、腰痛、肩こり、膝痛などのさまざまな痛みが生ずる原因になってしまいます。

妊娠・出産で開いた骨盤は、産後3~4ヶ月くらいかけて徐々に元の位置に戻っていくのが理想的だと言われており、その期間に骨盤を正しい位置に整えていくことが何よりも大切な事だと言えます。

原因2.:「日常生活での何気ない動作」

普段何気なく行っている動作習慣や癖が原因で骨盤が歪むことがとても多いです。
主には以下のような動作や癖は、危険と言えます

  • 下の物を取る時に膝を使わず腰だけで物を取る(中腰)
  • 脚を組む(いつも同じ脚が上は骨盤の歪みの現れ)
  • 気が付けば猫背(姿勢が悪い)
  • ハイヒールを履いている、もしくは履いていた
  • あぐらや足を横にだして床にすわる事がある

以上は代表的な例ですが、これらを日常的に無意識に続けていると、上半身の重さと重力が骨盤にかかり少しの負担でも歪みを起こしやすくなってしまいます。

原因3.:座っていることが多い

特にデスクワークなどされている方は要注意。
長時間、姿勢よく座っていれば問題は有りませんが、骨盤に少しでも歪みがあると正しい姿勢で座るといった基本動作が出来なくなってしまいます。

難しいお話になりますが、骨盤が前傾し、骨盤が立つ形が理想の座り方になりますが、同じ姿勢で長時間座ってしまうと、腰回り骨盤まわりの筋肉が緊張し、骨盤の後傾する悪い姿勢をとりやすくなってしまい、その不良姿勢を続ける事で骨盤が本来あるべき位置からスライドし、歪みの原因になってしまいます。

原因4.:運動不足

筋肉は何もしないと衰え弱くなってしまいます。運動不足により筋力が弱まると、骨盤を支える力や正しい姿勢を保つ力が弱まり、少しの負担で骨盤が歪んでしまう可能性があります。

また、悪い骨盤の状態では、いくら筋肉をつけても意味がありません。

プロレスラーやアスリートなどの筋肉自慢の方達も、慢性的な腰痛、膝痛などで悩んでいる方が多いことからも、『正しく動く骨盤の状態』が一番で、そのあとに骨盤が悪くならないよう、予防として筋肉をつけるが、正しくご自身の骨盤と付き合っていく上での考え方になります。

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