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子供に良くあるケガ(肘内障)

2022年9月14日 スタッフブログ

子どもの肘が外れた!抜けた!小児の肘の亜脱臼

小児の肘内障(ちゅうないしょう)

肘内障1

お子さまと一緒に遊んでる時などに、お子さまが急に痛がり、腕を下げたまま動かさなくなってしまう経験をされた親御さんがいらっしゃると思います。

その原因は「肘内障」と呼ばれる子ども特有の肘の亜脱臼で、早期の治療により完治するケガでもあります。

新潟県トップクラスの小児のおケガ治療に、豊富な臨床経験をもつ星の院長が治療いたしますので、安心して受診してください。

「肘内障」かなっと思われた時は、なるべくお早めに星の接骨院までご連絡ください。

📲090-2107-5856
 

「肘内障」とは? その症状は?

肘内障とは0~6歳くらいの子供が手を引っ張られた後などに、肘の骨をつなぐ帯(輪状靭帯)が橈骨頭から外れてしまい、急に痛がって腕を下げたまま動かさなくなる小児特有のケガ(亜脱臼)です。
 


小児では骨や靱帯がまだ成長途中のため、肘の輪状靭帯が橈骨頭から抜けやすく、手を引っ張られたり、転倒の際などに肘内障を発症することがあります。なかには原因がはっきりしない状態で発症することもあります。

肘内障を発症したお子さんは突然泣きだし、痛めた方の腕をぶらりと下げたまま動かさず、反対側の手で患側の手首のあたりを持つような姿勢をとることが特徴的です。

腫れや内出血などの症状はありませんが、肘の曲げ伸ばしや手のひらを表に向ける回外動作が制限されてしまい、それにともなう痛みを訴えます。

 

肘内障の治療は?

肘内障の治療は「徒手整復術」で、速やかに外れた輪状靭帯をもとの位置に整復して治します。

また肘の状態に応じて整復前にお子さまの身体の徒手検査、骨折やその他のケガの有無を確認することもあります。


当院では、整復時の痛みを最小限にとどめる愛護的な整復術をおこなっており、治療(整復)後は再発がない限り通院の必要はございません。


★肘内障が疑われる場合にはすぐにご連絡ください。土日夜間など緊急時に優先して整復・処置いたします。

肘内障の再発予防に必要なことは?

一度肘内障を起こしてしまったお子さんは、その後も肘内障を繰り返しやすくなってしまうことがあります。

予防としては、できるだけ腕を引っ張らないようにすることです。

両親が手をつないで歩いているときは、何かの拍子に強く引っ張ってしまわないよう、気をつけてください。

なるべく腕を引っ張るでなく、肩からお身体を引き寄せるようにしていただけると子供のお身体に負担がかかりません。

そして、輪状靱帯が成長するとともに、肘内障を起こす頻度も少なくなるので、将来の心配もいりません。

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